NZ南島ドローン&自転車縦断一人旅 ~出発編~
今回は荷造り~出国(2/20~21)です。
買い物等はちょこちょこしてたのですが、本格的に準備を始めたのは出発2日前、2/19日の夜から。
まず、持っていくものを整理し、並べてみました。
なんか想像より多いな…。
ってことで、双眼鏡とか微妙なものは削って、着替えも長ズボンなどかさばるものは減らしました。
次に自転車を分解していきます。
自転車をいじったのは初めてだったんですが、パソコンで調べたりしながら大体3時間くらいでこの形に。
ペダルは固すぎてどうしても手持ちの工具では外れず、翌朝自転車屋さんに持って行って外してもらいました。
そしてついに段ボールの中へ!
こういう作業は得意じゃないので、上手く段ボールに収まったときはすごく感動しました。
自転車につけようと思って書いた看板も一緒に入れちゃいます。
そして、、、
出発の日(2/21)
荷物をサイドバックに詰め、段ボールに注意書きをして、荷造り完了!
夕方の便なので時間に少しゆとりがあり、大好きな映画、「The secret life of Walter Mitty」を観てから出発しました。
海外旅行などろくにしたこともない内向きな主人公がふとしたことをきっかけに世界を飛び回って大冒険を繰り広げるこの映画、臨場感のあるBGMも相まってすごくテンションが上がるので、旅に出る前にぜひ!
ちなみにニュージーランドで撮影された映画「Lord of the rings」「Hobbit」シリーズも、これ抜きにニュージーランドは語れないというくらい有名だそうで、ガイドブックなどでもよく言及されているので前日の夜に少しかじりました。
しかしこちらは共に3部ずつの全6本、しかも全て3時間くらいある大作なので、夜を徹してもすべて観ることはできず。
「Lord of the rings」の1つめと2つめだけさらっていきました。
正直一度見ただけではあまり面白く感じなかった、というかよくわからなかった…。
期待しすぎたせいか少し義務感を感じながらの鑑賞だったせいか、はたまた準備で疲れてて眠かったのか、「この映画長すぎやろ…、はよ終わってくれ…」ってずっと思ってました。。。
教訓: 「旅は出発するまでが一番大変」
これは中3のときからずっと思ってたんですけど、旅って準備とか荷造りとか親の許可とか、出発するまでが一番大変なんですよね。忘れ物とかしたら場合によってはあとあとめっちゃ苦労するし。今までもなにか変なことをやろうと思い立って結局達成できなかったときは、ほぼ確実に始める前に頓挫してるんです。
家を出てしまいさえすれば意外とどうにでもなる。家を無事に出発できた時点で旅はほぼ終わったようなもん、旅の成功はほぼ確定してるんですね~。
そして今回は無事、
出発。
両肩にサイドバック(7.5kg×2)、腰にもカバン(6kg)、
そして両手で自転車とその他備品の入った段ボール(14kg)を持ちます。
こんなに重たい荷物を持ったのは人生で初めて。
徒歩3分の最寄り駅に着くまで10分以上かかりました笑
乗り換えも大変です。めちゃくちゃ目立つし、存在自体が迷惑。
空港に向かう列車なので車内に荷物置き場があるのですが、規格外の大きさなので当然入りません。
しかたなくデッキ部分に置いておいたのですが、走行中に倒れてしまいました。
割れてなけりゃいいけど…。
さりげなく立て直してくれた白人のおじさんに感謝です_(._.)_
そして無事、成田空港に到着~\(^o^)/
いつもLCC専用の第3ターミナルなので、キレイで大きな第1ターミナルはテンション爆上げ。
ここでもタイ人のお姉ちゃんに荷物運びを手伝ってもらっちゃいました笑
英語が通じなかったので "Thailand?" と訊くとコクリ。
「コップンカー!(ありがとう)」って言ったら喜んでくれました。
※「コップンカー」は女性形で、男性の方は「コップンクラッ」って言うのが正しいそうです。にこにこしてたのはそういうことだったのかな。
今回はニュージーランド航空を利用しました。
多少値段は張りましたが、やはりLCCで大事な自転車を運ぶ気にはなれず…。
ニュージーランド航空の預入荷物は、23kg以下なら1つまで無料。2つ目は6000円程、3つ目はさらに追加で9000円程の料金が発生します。
自転車の入った規格外の段ボールもちっちゃいカバンも、数が一緒なら同じ扱いです。
サイドバック2つで2つ分の料金を取られるのは避けたかったので、手持ちのひもで括り付けて一つだと主張する作戦…!
バラバラになる可能性があるからということであっさり断られました…orz
しかし便利な成田空港。ターミナル内に巨大なラップで荷物を梱包してくれるサービス(1000円)があり、それを利用することで追徴金9000円を免れました\(~o~)/
普通の機械を通らない大きな荷物を預けるときは、係員の人と一緒に特殊な検査場に同行します。
去年バックパッカーとしてミャンマーなどを旅してたこともあり、その後の出国手続きはすんなり完了。
そんなこんなで、いざ出国!中継地、オークランドまでは10時間半の長旅です。
↑乗る飛行機とは違うけどキレイだったのでパシャリ。
ぐっばいじゃぱん!